25 February 2010

でりでり



あははーー 誕生日なのですよーー 今日 わたくしめの
皆さん祝っておくれおくれどすーー
ええ 誕生日当日も暇ですけど 何か!?

とか言って
ぶっちゃけ強がりでもなく 自分の誕生日がいつかよくわからなくなってたのも事実ですが(寂)
もちろん今月だとは認識してたけど アレまだ過ぎてなかったのかー ぐらいな感じでw
それぐらい毎日に必死だったんだなーーーと実感

去年までは 誕生日が近くなると なんとなく 「うーーまた何もせずに歳だけくっちまったべよ」という
なんというか 人生何も成し遂げてない感で 死にそうになっておりました
今年はそんなモラトリアムしてる暇もないぐらい サバイバルな日々だということでしょーか
イイ歳して それは果たして幸せなのかどうか!?わかりませんが


ただ 昨日偶然にも 外国人登録のためにローカルスタッフにパスポートを見せていたら
「え!お前明日誕生日なのか!?」「昼飯は皆でどこに食べに行く!?」みたいなノリで 皆が盛り上がってくれました(それで誕生日を思い出したんですが)

それが なんとも・・・うれしくてうれしくて 
ちょっと泣きそうでした
(歳を取ると何でも涙もろくて困るッス)

でも その後すぐ「つーか お前のパスポートの写真 JUST A KIDなんですけど(笑)。何、この写真、12歳?(当時は24歳)」
と言われたりだとか
どーせ昼飯みんなで食べに行っても インド流に 俺が全額出すんだろうな と考えたりしていると
インド人の言うことにやっぱり一喜一憂してたらあかんわ と思います

でも 一昨日はそんなインド人に心動かされることもありwww
デリーに来て最初に担当したPJのお客様宅へ 久しぶりに訪問したら
オフィスボーイが 目が細くなりすぎてなくなるぐらいの笑顔をして 「おー!!元気でしたか!?」みたいな感じで握手をしてくれたのです
覚えてくれててマジさんきゅうっすわー しかもめっちゃ純粋な笑顔やし!
あーーー インド人でも超心がきれいな人がいるんだなーー!と思ったらまた涙腺が(歳のせい)

でもでも またまた思い出してみたら
そいつは 前の訪問時に 作業してる俺のすぐ真横でゴキブリ用の殺虫剤を勢いよく撒き始め 
「え!?俺にかかるんだけど!?」と抗議しても
「殺虫剤って人間には効かないから平気平気」とかなりのウソを付き そのまま作業を続けていたヤツでした
あのゴッキーが死ぬのに人間は平気なんですかーーー へーー素敵な殺虫剤ですわねーー
あっぎゃーー!もーーー インド人はーーー(怒) ぺっぺっぺっぺっ!!


とにかく もう 18歳になってしまいました(嘘)
なんにせよ 皆さんに支えられて生きております
こんな私ではありますが 今後ともぜひぜひ引き続きよろしくお願いいたします!!

私を育ててくれている インド人たちにも感謝です 


デリモト from デリー


P.S.
先週お祝いしてくださった皆様 ありがとうございました!!
楽しすぎました!最高の思い出です!!

21 February 2010

デリーにもどる



時々うちの事務所のスタッフが買ってくる インドのドーナツ
美味しいけど 激甘


ご無沙汰です
諸事情で デリーを離れており 今日1週間ぶりに家に戻りました

帰ってきたら 隣に住んでる大家さんの使用人が 勝手にヒトの部屋でテレビを見てました
疲れていたので注意しなかったら クリケットの試合を最後まで鑑賞
いきなり デリーを超実感です

一度離れてみると 色んな観点からインドを見つめ直せるなと思いました
良い意味でも 悪い意味でも
今までどっぷり過ぎて ハタからなんて全く見れていなかったヨ

それ以外にも 色々とあった一週間でした
楽しかったことも多かったし 勉強してた資格もギリギリ取得できたり 充実していましたが
最後の最後で自分的には衝撃的なこともありました
これからどうなるのか 
でも 遅かれ早かれという感じか

そのことで悶々と悩んでいたので 家に帰るまではずっと太宰治を何冊も熟読(暗)

最近日本では太宰治の『人間失格』が映画化されるらしく
太宰の単行本がいっぱい出ているそうです
一昔前『人間失格』と『斜陽』に超感動し 影響を受け 
俺は太宰の生まれ変わりに違いないと超勘違いしていたこともあった自分なので
この前日本に行った人に 太宰の本を何冊も買ってきてもらいました

つーか あの人間失格の主役をジャニーズなんかがやんのかいな
お前らジャニーズが 『生まれてすいません』 とか言えるもんなら言ってみろや 
ぷっぷっぷっーーーだ

なんだか色々悩みが耐えない1ヶ月になりそうですが(太宰先生ほどではないが) 
インドのお祭りのホーリーも アカデミー賞の発表(インド関係ないけど)も 色々なイベントも控えているので
がんばって人生エンジョイしますー

太宰に比べれば断然俺が幸せやわーと思うようにしよーー
つーか インドで太宰読んでる俺って・・・

13 February 2010

TATA DoCoMo







このお店の看板(上)ですが
見たとおり DoCoMoです
TATA Docomoという携帯会社で
NTT DoCoMoがTata Teleservices に出資して去年から始めた企業です

CMや町の看板でもかなーーーーーーり宣伝している(デリーはまだだけど 他の地域はすごい)

おしゃべり好きのインド人には特にたまらない1秒=1パイサ(0.01ルピー)(参考:1ルピー=約2円)という
秒課金の格安サービスをはじめ それ以来 加入者数増加率がずーーっとずーーーっと1位らしい

またCMが単純なインド人の心をつかみやすいかなりキャッチーなものだというのも人気の理由のひとつらしく
ウチのオフィスの人たちも TATA Docomoの携帯ではないものの CMの歌を着メロにしたりしている

これだけ格安のサービスをしてしまうと利益が出るのはまだこれからなのかもしれないけど(もう出てるのかもしれないけど)
インド人の人口を考えたら シェアを拡げることが将来のあらゆる可能性につながるだろうことは 容易に想像できる

今はただ携帯で話しているだけの層が アプリとかどんどん使うようになったら
実はすごい市場になっていくのかもしれない うぉー景気良い話だわーー

やっぱり同じ通信業界にいると 『TATA DoCoMoさん すごいですよねー』っとどのお客様にも言われる
『いやー ホントすごいですよねー』と切り返すしかないけどw

でもスズキでもホンダでも 日本人がインド市場でがんばってるのを見ると
まだまだ日本人でもやれる可能性はあるんだーがんばろうー!という気持ちにもなりますネ



まぁ どうやってインド人とうまくやりくりしていくのか という課題は残りますガネーーー(そこが大事)



そういえば ムンバイからの帰りの飛行機で 真横に赤ちゃんを抱いているインド人夫婦が座っていたのですが
その赤ちゃんが ひたすら泣きわめく 泣きわめく!!(2時間丸々) 
夫婦がいくらあやしても これでもかというぐらい泣くので さすがに横でも寝れませんでしたが
その時 『あ インド人の存在って 赤ちゃんに似てる…』と思いました
理由無くわめくし 言うこと聞かないし とにかくしつこいし
インド人=赤ん坊だよ!とひらめきました(まぁムカつくインド人は赤ちゃんほど可愛くないけどね)
そして…そんな赤ん坊に我慢できていない俺は 赤ん坊に慣れていない典型的の独身男みたいだということも気付きました…orz
赤ん坊が泣きわめくのは 仕方ないことなので 半分あきらめながら付き合って育てていかなきゃいけないし
これをこらえてこらえて 親も大人になるし 赤ちゃんも成長していくはずだから
・・・やっぱり俺も 我慢して 半分あきらめながら インド人と付き合っていかなきゃいけないんじゃねーの…!? と
泣いてばかりの赤ちゃんをインド人に置きかえて 色んなことを考えてしまいました
(つーか その赤ちゃんがインド人の血を引いているからこそ あそこまでしつこく泣きわめいてったのかも・・・とは少しは感じたけれども)

最近子供が産まれた友達も多く そんな赤ちゃんに慣れている彼らなら 
もしかしたら俺よりも上手くインド人とやっていけるのかもなぁ…とも思ったりして…
俺も大人になろー 色んな経験しよーーー

10 February 2010

さけぶ



叫ぶようにしている
インド人相手で 困ったときには…w
ガンジーの精神を引き継いでいるのか インド人はあまり武力行使にでない
そこが中米とかと比べると やさしいところだとは思う

でも 口が達者というか
お前それ言う必要あんのかという言い訳みたいな屁理屈をダラタタタタタターーーっといいまくる

仕事のヒトも タクシー運転手も レストランの店員でも 誰でも
もう ムカつくので とりあえずおんなじこと3回繰り返し言って 4回目に叫んでみてる
そしたら 叫んだ声にめっちゃビックリするみたいで 言うことを聞いてくれる…ww
果たしてこれが最適な方法かどかどうかはわからないけど これで上手く回ることは多い
でも 俺自身が これでいいのかどうかわからない…w
怒ればなんとかなるとかサイテーだしなぁ
でも最近 低体温で 叫べるようになってきたと思う
大して怒ってないのに 『あ、叫ばなきゃ』と思ってキンキンわめける(迷惑)

あーーーイヤな人間になってきてしまった(涙)!!治さなきゃ…

ちなみ最近叫んだのはこんな感じ:


(シチュエーション①)急いで飛行場に向かっている時にドライバーがガソリンスタンドに寄ろうとした際:

デリモツ『ちょっと遅れそうだから飛行場まで直接行って、後でガソリン入れてくれない?』
ドライバー『今ガソリン入れたら、なんと明日は入れなくても済むんだよ』
デリモツ『いや今急いでるから。ガソリンスタンド寄らないで、いますぐ飛行場に直接行って欲しいんだけど』
ドライバー『1ミニッツ 1ミニッツ』
デリモツ『飛行場にすぐ行って欲しいんだけど』
ドライバー『2ミニッツ 2ミニッツ』
デリモツ『飛行場にすぐ行って』
ドライバー『5ミニッツ 5ミニッツ』

デリモツ『(絶叫)GO!!!!!!!!!』

->結果 ドライバー しぶしぶ飛行場へ直接向かう


(シチュエーション②)レストランでメニューと頼むときの一幕:

デリモツ『AとBください』
店員『AとBですね。あと飲み物はどうしますか』
デリモツ『いや、要らないです』
店員『ミネラルウォーターやコーヒー、紅茶等があります』
デリモツ『いや、いいです』
店員『あと、この店のラッシーはすごく美味しくて有名なんですよ』
デリモツ『いや、いいです』
店員『でも旦那、Aの料理とラッシーはすごくよく合うんです』

デリモツ『(絶叫)俺、飲まない!!!!!!!!!』

->ようやく店員退散

後者なんて やや毎日だもんなぁ あー面倒くさい
なんか とりあえず言えばいいと思ってやがる ケッ
なんで 彼らはこういう無駄な会話に毎日時間を使うんだろう
もしやこんな不快な会話が楽しんだろうか 誰も幸せになっていない気がするんですけどー?違いますー?もしもーし?

今日と明日は出張でムンバイです
この前来たときと同じように よい印象のまま帰りたい・・・
ムンバイ人が良い人たちでありますよーーにっ

06 February 2010

3 idiots

今日昼間は すでに初夏の陽気でした

なのに今日マーケットに行ったら・・・



うーーーん
サンタさんはあと10ヶ月出てこなくてイイゾ!


どうでもいいですが 今年も2月になり先週オスカー候補が今年も発表になりました
映画マニア崩れだったので 去年とかオスカーの受賞だけでなく候補をも予想するとかいうキモいことをやっておりました(独りで)
今年は・・・・・・やっぱり精神的に余裕がないせいか ぜんぜんそんなことまで気が回っておりません
でも人並み(?)に興味はあり アバターが作品賞取れるのかとか
あのサンドラ・ブロックが主演女優賞を取れるのかどうかとか それぐらいは気になっています

そういえば インドの映画も なんだかんだ言って またひとつ見に行きました

3 idiots


大学時代の親友3人が 卒業後久しぶりに会おうとするが
そのうち一人の重大な秘密が明らかになり・・・というストーリー

去年のクリスマス頃公開になったのですが
なんとBollywoodの興行収入の歴史を塗り替えてしまった 大大大ヒット作(アバターみたいですね)
職場の人たちにも絶対見ろ!と薦められ 見に行ってみました

『MITに落ちたらIIT(インド工科大学)に行く』というジョークができるほど 入るのが難しい超エリート大学のIITがモデルになっている作品
インドの大学生活がどんな様子だったのかというのを知ることができる点では非常に興味深く
タイトルのとおりコメディな作品なので それなりに楽しめました

しっかし Bollywood作品って どことなくイケてない感がぬぐえないんだよなー(w
いや 途中踊ったり歌ったりがあるとか そーゆーのはもはや置いといて
なんか結構 細かい心理描写とかを結構バッサリ切るから
登場人物への感情移入などが 完全に遮断される気がするw
それだけで 洗練された作品という感じから程遠くなる気がするんだけどなぁ
・・・あ そうだった 感情移入とか 他人への共感とか この国では大事なことではなかったわ
あー そうだったそうだった 忘れてたー

加えて インドではラブシーンとか暴力的なシーンは全く見せてはいけないらしく
なんとなく 刺激が足りない
というか かなり足りない

ハリウッド映画でも結構ばっさばさカットされてることが多い
部屋で映画見てても いつも最初に『インド用に編集してます』との注意書きが出て
キスシーンを含め 主要なラブシーンがことごとくカットされてる
むっちゃつまらーーーーん

一度 2008年度公開のWANTEDという作品をテレビで見たが
アンジェリーナ・ジョリーが出てるシーンがかなりカットされてた気がするw
さすがフェロモン女優 しっかし あの作品の魅力半減やがな

Bollywood映画もまた見に行こう
アメリカ映画も見たい 今見たいのはLovely BoneとかSherlock Holmesとか
でもインドで見ると・・・・・・良いシーンはほとんどカットだろうなぁw

05 February 2010

incredible india


2月です
今月に入ってから 会社の人にも会社以外の人にも ブルース・リーに似てると言われました
うーん 東洋人に対する偏見ってステキ 簡単に偉人になれるゼ!

この前とある日本人だけの飲み会で 
インドで暮しているのは インドの発展を間近でみれるから楽しいよね という話をされました

正直 その時の自分は 
この国が本当に本当に経済発展を遂げているのか 
本当に本当に経済大国になれる可能性を秘めているのか ということを
自分は今のデリーの暮らしからは 到底心底信じられていなくて

こんなボロボロのインフラで
こんなに協調性のない国民性で
こんなに物乞いやスラムが多く それが永遠に続くであろう歴史や文化を持っている国が
今の欧米や日本のような経済国になれるなんて 僕は正直思えないッスー
と率直に言ってみたら

『もちろん インドはアメリカみたいには絶対なれないよー
 日本みたいにもならない
 でも ぜったい経済大国になるんだよ ぜんぜん違ったタイプのね
 だって何もかも新しいカタチで発展してるんだし そりゃそうでしょー 
 だからワクワクするんじゃん どんなカタチで最終的に成熟するのか』
と切り替えされました

なーるほどね 基本的なことかもだけど そのとおりですわ

正直 その意見を言ってくれた人のようには この国を見れていなかった
別に今既に発展を遂げている国だけがゴールじゃないんだし
今あるものを超えていくには 今ある価値観じゃ結局ダメかもーですよ


家や交通手段など インドのローカルに近い暮らしをし
ほとんどインドの人たちだけに囲まれて仕事をしている自分にとって
インドに慣れるまで インドの生活に染まれるまでは まったく気持ちに余裕がなかったから
結局今までは全くインドという国をまともに評価できていなかったなぁと実感しました

まぁ その人がインドで暮しながらも 心にすごい余裕があって 
外からインドを見る目を持てているという点に感動を覚えたケド

というか まずはインドと比較すると 間違いなく経済成長率がヤバい状態にある日本の心配したほうがいいのかもしれないし


これからの生活では もっともっとインドの生活や価値観に慣れていきながらも
もっともっと余裕を持って もっともっと広い視野からインドを評価できるようになりたい
そしてもっと日本をも外から見れるようになりたい

つーか もっと自分が精神的に余裕を持ちたいというだけかもだけどw
つーかつーか もっと自分がオトナにならなきゃというだけかもorz


はーいはいはい いろんなことを考えながら反省してしまう未熟者でしたんこぶーーー


さてさてではでは 今月もがんばりましょう
息切れ気味なwこの自己満ブログも頑張って更新していきたいと思いますw